お報せ
2017年12月28日午前3時46分、真屋順子は全身衰弱のため逝去しました。
本日の誕生日を目の前にした、75歳でした。
2015年4月に発症した脳梗塞の治療と、リハビリテーションのため入院しておりました東京都文京区の病院にて、私、高津健一郎が看取る中で旅立ちました。
17年間の闘病の荷を降ろし、夢を見ているような、静かで、とても穏やかな最期でありました。
12月30日、親族、近親者による火葬式を執り行いました。今後、生前お世話になった方々には、「お別れの会」を催す所存でございます。
何より、真屋はたくさんの方々のご支援、ご声援を賜りました。その感謝の想いは言葉では尽くせません。
2003年、後遺症を抱えながらも舞台復帰を決断した際、自分の生きる姿を「ありのまま」にお見せすることが、女優として出来ることの全てであり、
謹んで感謝を申し上げることだという信念を持ちました。 その信念を貫いた生涯でありました。
真屋順子を支えてくださった方々お一人お一人に、厚く御礼を申し上げます。どれだけ御礼を重ねましても足りません。
残された家族としては、ただただ切なく寂しい気持ちで一杯ですが、真屋を愛していただいた皆様の心の中に、母のあの笑顔を感じる時がございます。
今はそれを私の勇気にさせていただいています。
これからも、真屋順子の姿が、皆様の元気となれば果報です。
ひとつの区切りはありましたが、「ありのまま」は、まだ続いています。
2018年1月8日
高津健一郎